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V795 Cyg
V795 Cyg UG 13.4-(17.9:p(=VV63)
87.8に長い増光が観測された。非常に観測しやすい星であるので、次の増光も是非
観測したい。但し増光間隔は長いとされている。減光スピードが比較的大きくSU
の香りも微かにする。
最近2回の増光が観測された。星の配列が分かりやすく、容易に観測できる。
発見時の観測では増光時の一日のデータしかなく(ただし3回の増光がつかまっ
ているが)、発見者自身も「たぶんUG」と多少自信なさそうであった。1987、1988
と2回の増光の経過がある程度判明し、UGであることは間違いなさそうである。
1987年の増光の時はUGSU説もあったが、1988年にもよく似た極大が観測されたこと
と、1987年の藤野氏の家庭崩壊を誘発した連続観測により短時間変動がとらえられ
なかったことからおそらくUGSS型ではないか、という意見が強い。発見報告による
データは以下の通り。
JD mpg comment
2433982 13.5 two plates
35303 13.5 three plates, 35309には<16.4
35623 14.6 isolated plate
統計的には14等以上の期間は 1.6% である。我々の観測によると極大光度は文献
値よりもかなり明るい。極小光度は文献値は極端なデータで、実際は18等位が多い。