山岡@九大理 です。 13日に、異常な増光か? とお伝えしたSN 1998an in UGC 3683ですが、その後 の観測では、後退速度から見積もった銀河の距離に相応の明るさのようです。 これまでの光度報告をまとめると、 Apr 6.871 15.3: C Arbour IAUC6871 (discovery image) Apr 8.792 15.6 V Hanzl IAUC6877 Apr 11.819 15.6 V Hanzl IAUC6877 Apr 11.880 14.6: mv Poyner vsnet Apr 13.815 15.7 V Hanzl IAUC6877 Apr 14.856 15.6 V Hanzl IAUC6877 Apr 15.140 15.4: mv King vsnet (AAVSO SS Aur seq.) Apr 15.883 15.5: mv Poyner vsnet (GSC seq.) となります。どうも15等台のようです。 15日夜に美星天文台でスペクトルを取り、極大前後のIa型超新星であると判明 しました。母銀河の型(S0)からの推測と一致します。これもIAUCにsubmitした のですが、まだ出てませんね。 九州大学(六本松地区)理学部物理学教室 山岡 均 〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1 yamaoka@rc.kyushu-u.ac.jp