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[vsolj-alert 82] SN 1998aq



山岡@九大理 です。

また超新星なのですが、今回はこれまでのものよりもかなり近くです。早急な
観測が強く望まれます。

発見報はIAUC 6875にあります。発見者はイギリスのアームストロングさんで、
4月13.05日撮影の画像で新しい光点(14.9等)を見いだされました。13.8日には
14.5等と測定されており、急速な増光段階(爆発直後の状態)にあると思われま
す。位置は、赤経11時56分26.00秒、赤緯+55度07分38.8秒 (2000.0)で、母銀
河NGC 3982の中心から18秒西、7秒北にあります。スペクトルの報告はまだあ
りません。

NGC 3982は、Sbc型の渦巻銀河で、SN 1998aqの位置は腕の中あたりです。この
銀河は、Turryのカタログではm-M = 31.15となっており、おとめ座銀河団とほ
ぼ等距離にあることがわかります。もしIa型なら12等台まで、他の型でも14等
前後までは明るくなると期待されます。

この銀河は、Seyfert 2銀河でもあり、ROSATでもX線が受かっています。多く
の観測がありそうですので、今回の超新星と関連した調査が可能です。光度の
観測、スペクトルの観測は、この超新星の性質、特に初期の性質を知るのに非
常に有用になると思われますので、関心を持たれた方は是非注目をお願い致し
ます。

			九州大学(六本松地区)理学部物理学教室  山岡  均
			〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1
			yamaoka@rc.kyushu-u.ac.jp




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