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[vsnet-j 943] Re: Running with PIXY System 2



吉田誠一です。

加藤さん [vsnet-j 935]:
>  そうすると、再測定の結果、削除したデータとまったく同じ値で報告されること
>  もあり得るのでしょうか(たとえ確率的にでも)? あるいは、新しいフォーマ
>  ットは必ず 0.01等まで含めるので違ったものになることが保証されるのでしょ
>  うか。

可能性はあります。

まず、次のようなケースでは、今回削除したものと全く同じデータが後日報告
される可能性があります。

・画像の写野内にTycho Catalogueの星が入らず、「正しい測光」ができない
  ため、やむをえずUSNO-A2.0の(R)と単純比較した。
・単純比較なので、小数第2位までの意味が無いので、小数第1位までにしよ
  うと考えた。
・偶然、測定結果が以前と同じになった。

1行の文字列レベルでは、使用したカタログ等が付記されるため、違ったデー
タとなりますが、観測者コードまでは完全に一致することになります。

この場合、光度の数値の意味が薄いので、「:」を付けるかもしれませんが、
まだ決めていません。

もう1つのケースとして、将来のことですが、次のような場合に、いったん削
除してからまた同じデータを報告する可能性がありそうです。

・何らかの理由で、光度の測定をやり直した。
・既に小数第2位までで報告済みであった。
・一部の星が、偶然、測定結果が以前と同じになった。

再測定は、

・PIXYの改良
・データ数の多い標準星カタログがリリースされ、標準星カタログを使えるよ
  うになった。
・VとB-Vから近似していたが、新しい標準星カタログがリリースされ、RcやIc
  の値を参照できるようになった。

などのケースが考えられます。

>  もし同じ値で再報告された場合には、今度はその値は報告として採用されない、
>  ということも起こります。もしその心配がないならばすぐ削除にかかれます。

最初のケースで標準星が使えない場合にどうするか次第なのですが、他の方の
観測では、USNO-A2.0(R)と比較したからといって「:」を付けている訳でも無
いので、あまり「:」を付ける気にはなっていません。

ところで、以前、新しいカタログが出たりすれば、また再測定すれば良い、再
測定できることが、CCD観測の利点でもある、というような話題が出ていたこ
とがありました。また、将来はMISAOのように、CCDで多数観測報告を寄せる方
も出てくる可能性もあります。そう考えると、光度までが同じデータはいった
ん削除してしまうともう二度と登録できない、という規定は、障害になりそう
に思いますが、いかがでしょうか。

・いったんデータを削除すると同じデータを二度と登録できない。
・データの同一判定は、天体名、日時、光度、観測者の4データで判定し、備
  考欄は考慮しない。

という仕様の利点/必要性は、何でしょうか。

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吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
http://vsnet.aerith.net/index-j.html