Re: [vsnet-j 2768] Re:AIP4WIN problem?
> わたしなら、Excelという表計算ソフトを使うと思います。
> 結果のファイルをそのまま読み込めると思います。
> #Excelは、買うと結構な値段がしますが、他にフリー表計算ソフトは、探せばい
> くつかあると思います。
この程度の計算でしたら、Excel を買うまでもないで、awk ぐらいでも十分です。
実際に AIP4WIN の結果を直接送ってこられる方の処理は awk でやっています。
# Excel 通すと、変なところで有効数字を切ったりして、科学計測の結果として
# 格好が悪いので、Excel 使われる場合も小数点以下は勝手にゼロ抑制しないよ
# うにしておくとよいかと思います。
> ちなみに、Vsnet(というか、加藤さん)宛の報告なら、V-Cのままで構わないと
> 思います。
はい、こちらはそれで結構です。比較星の光度を足してあるよりも、その方が扱い
やすいです。
で、その後の処理ですが、awk で整形して、結局は .std file にしてから使い
慣れたツールで解析しています(^^;)
awk -f script.awk file | tojst | unpack | addend Xyz
みたいな感じ。awk 以外は DBVS2000 のコマンドで、DOS/Windows/UNIX のコマンド
名とぶつかる場合は適当に変えてください。
典型的な AIP4WIN output からの出力処理だったらこんな感じでしょうか。極めて
単純 (^^;
BEGIN {
printf("#OPHV2051\n");
}
{
jd = $11;
mag = $8;
printf("%.6f %.3f\n",jd,mag);
}
もうちょっと複雑なケースでは以下のようなのもあり。これも AIP4WIN の出力
整形に使ったものだが、JD の欄がないケースだった。
BEGIN {
printf("#UMACI\n");
}
{
if ($5 != "") {
jd = getut($2,$3,$4);
}
else if ($2 != "" && $5 == "") {
if ($2 != "Bad") {
printf("%.5f %.3f\n",jd + 2452729.5,$2);
}
}
}
function getut(a,b,c)
{
d = substr(a,9,2);
h = substr(b,1,2);
m = substr(b,4,2);
s = substr(b,7,2);
return d+(h-9)/24.0 + m/1440.0 + (s+c*0.5)/86400.0;
}
> そのうち面倒と思う様になれば、新しいことを憶える良いモチベーションになる
> ので、良いと思います。
面倒だなあと思いながら、いつまでも面倒な作業を続けているような気がして
ならないこのごろ (^^;
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