山岡様、 うーん、そうですねぇ。確かにご指摘の通りですが、 私は「きょく」というのが、どうしても Polar の イメージが強いのです。これは分野だからかもしれ ませんが。別に反対はしているわけではなく、私自 身は「ごく」と読むという事実をお伝えしただけで すので。 Hitoshi YAMAOKA さんは書きました: >山岡@九大理 です。 > >> 学術用語集では、極...... とは >> >> polar という意味で使うことになっています。 > >次のページに極紫外線(きょくしがいせん: extreme ultraviolet)というのも >載ってませんか(^^;)。物理学教室だと、極低温(きょくていおん)研究室なん >てのも身近にあります。極端も極限も極致も極度も全部「きょく」です。 > >極を「ごく」と読むのは、学術用語集(天文学編)にはないですね。学術用語的 >なもので思いつくのは「極超短波(UHF)」だけです。 > >#いちおう、その「内輪」で決めるときに、いろいろ理由付けは考えました。 >#学術用語集はreferしませんでしたが……。 > >そうそう、hypernovaの最初の例である超新星1998bwが出た時に、一瞬「極新 >星(読みは不明)」という言葉が出現したことがあります。新聞だったか雑誌だっ >たか。でも、知らない間にすたれてしまった。 > >>こういった日本語を取り決める委員会とかワーキンググループを本来は学会 >>の中に作っておくべきかもしれませんねぇ。 > >みんながそれにすんなり従ってくださるとも思えませんし……。 そうでもないですよ。そもそも学術用語集は教科書の言葉を使うために つくられているような雰囲気がありますが、これを学会で定常化すれば 少なくとも「内輪」で決めるよりはいいのではないか、と。 >#最近びっくりしたこと:東北大の田村先生の訳本で、diffuse nebulaeを >#「微散星雲」としていた。 > >>http://vsnet.okweb.ne.jp/ >> TNO をえくぼにしたのも、われわれの内輪ですからねぇ。やっぱ、 みな、従わないか。。。。 ------------------------------------------------- 渡部潤一 Dr. Junichi Watanabe 国立天文台天文情報公開センター広報普及室 Public Information Office National Astronomical Observatory of Japan / STAR WEEK in Japan / 〒181-8588 東京都三鷹市大沢 2-21-1 / / / 2001 / e-mail:jun.watanabe@nao.ac.jp ★ Aug.1-7 / http://centaurs.mtk.nao.ac.jp/~watanabe/ FAX :0422-34-3810 Phone:0422-34-3638 -------------------------------------------------