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[vsnet-j 2391] Re: 極超新星の読み方



山岡様、

 うーん、そうですねぇ。確かにご指摘の通りですが、
私は「きょく」というのが、どうしても Polar の
イメージが強いのです。これは分野だからかもしれ
ませんが。別に反対はしているわけではなく、私自
身は「ごく」と読むという事実をお伝えしただけで
すので。             


Hitoshi YAMAOKA さんは書きました:
>山岡@九大理 です。
>
>> 学術用語集では、極...... とは
>>
>> polar という意味で使うことになっています。
>
>次のページに極紫外線(きょくしがいせん: extreme ultraviolet)というのも
>載ってませんか(^^;)。物理学教室だと、極低温(きょくていおん)研究室なん
>てのも身近にあります。極端も極限も極致も極度も全部「きょく」です。
>
>極を「ごく」と読むのは、学術用語集(天文学編)にはないですね。学術用語的
>なもので思いつくのは「極超短波(UHF)」だけです。
>
>#いちおう、その「内輪」で決めるときに、いろいろ理由付けは考えました。
>#学術用語集はreferしませんでしたが……。
>
>そうそう、hypernovaの最初の例である超新星1998bwが出た時に、一瞬「極新
>星(読みは不明)」という言葉が出現したことがあります。新聞だったか雑誌だっ
>たか。でも、知らない間にすたれてしまった。
>
>>こういった日本語を取り決める委員会とかワーキンググループを本来は学会
>>の中に作っておくべきかもしれませんねぇ。
>
>みんながそれにすんなり従ってくださるとも思えませんし……。

 そうでもないですよ。そもそも学術用語集は教科書の言葉を使うために
つくられているような雰囲気がありますが、これを学会で定常化すれば
少なくとも「内輪」で決めるよりはいいのではないか、と。

>#最近びっくりしたこと:東北大の田村先生の訳本で、diffuse nebulaeを
>#「微散星雲」としていた。
>
>>http://vsnet.okweb.ne.jp/
>>

 TNO をえくぼにしたのも、われわれの内輪ですからねぇ。やっぱ、
みな、従わないか。。。。           

                    

                           

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 渡部潤一
 Dr. Junichi Watanabe

 国立天文台天文情報公開センター広報普及室
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