Re: [vsnet-j 1588] Sankou-seiun > 有名なSN 1987Aの周りの3重リングを「惑星状星雲」と呼んでいる例は聞いたこと > がない。 ちなみにどういう呼び方があるのでしょうか? #そういう星の周りの星雲状天体になると、ややこしそうなのがいっぱいありそう # WR star, R CrB star, nova shell, etc. > でも、上記の「散光星雲」が「普通」の使い方だとは思わないです。 そうだよなぁ、と思って気になりました。でも、従来から使われている「散光星雲」 という用語を聞いたことのない(大学ないし大学院に入って初めて天文に触れた 方は、H II region とか reflection nebula しか聞いたことがない、という状況 は十分ありそうな気がします)人にとっては、案外自然な使い方だったりする可能 性も、もしかしてあるのかなと思った次第です。 > 「散光」ってのはdiffuseの訳ですよね。すなわち、放射の物理過程ではなく > て、見かけの形でしょう。 もとはそうなんだけど、放射の物理過程で分類してある文献ももしかするとある かも知れない(「反射」って物理過程の表現としては必ずしも適切でないような 気もするし)-- それを訳す時の用語としてはあり得る気がする。 #まあ、それでも「散乱」かなあ。しかし「散乱星雲」では力学的な散乱のように #も聞こえるし、「散乱光星雲」はちょっと長すぎる?