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[vsnet-j 858] Re: Kyoto slew survey



吉田誠一です。

加藤さん [vsnet-j 822]:
>  MISAO project むけに?、京都でサーベイを始めました(サーベイの名称はその
>  うち植村君が考えてくれることでしょう ^^;)。

素晴らしいです! …さすがに MISAO Project 向け、というのは冗談かと思い
ますが、京都でのサーベイの開始は素晴らしいことだと思います。また、その
画像を検査させて頂ければ、こちらとしてもとても嬉しく思います。

>  サンプル画像です
>   http://ftp.kusastro.kyoto-u.ac.jp/pub/tkato/survey/survey.016

[vsnet-j 829]:
>   dark/flat を処理したものです。
>   http://ftp.kusastro.kyoto-u.ac.jp/pub/tkato/survey/survey.016.fit

どちらも PIXY 2 で、USNO-A2.0 を使って検査してみました。

結果の画面キャプチャー画像と、XMLファイルを以下に置きました。

  画面キャプチャー画像
  http://vsnet.aerith.net/tmp/kato/kato.gif

  検査結果XML
  http://vsnet.aerith.net/tmp/kato/survey.016.xml
  http://vsnet.aerith.net/tmp/kato/survey.016.fit.xml

画面キャプチャーは2列に並んでいて、左側がdark/flat処理前、右側が処理
後の検査結果です。

1点だけ、survey.016 という名前だと、PIXY 2 はSBIGファイルと判定してし
まうので、これは「survey.016.fts」という名前に変えて実行しました。ウィ
ンドウにもそう表示されています。

>  ます)、PIXYで測定可能かチェックしていただけませんでしょうか(というより、
>  もし万一できなければ「こういう需要がある」ということで、できるように改良
>  してください ^^;)。

実行時間は1枚あたり約10秒でした。検査に問題はありませんでした。

PIXY 1 の場合は、これくらい画像サイズが小さいと過剰検出していましたが、
PIXY 2 ではそれは抑制されています。また、星像が伸びていますが、その影
響はほとんど現われていません。

>  ぱっと見たところでは 14等ぐらいは写っていると思います。同じ天体が複数の
>  フレームで連続して撮られますので、(測光に使えるほどの画像が連続して撮れ
>  れば)、一連のフレームの連続したフィールドで測光基準に困ることは(原理的
>  には)なくなるのではないかと思います。同じ天体が6枚ぐらいに写っているな
>  らば、1枚画像に比べて2−3倍精度が上がると思われますので、もう1等ぐら
>  い暗いところまでサーベイできているかも知れません。

survey.016.fit の方の検査結果は、次の通りでした。

画像中心:	07h16m58s.68  -26o20'37".8
画角:		23.99 x 15.99 arcmin
回転角:	197.406 degree
ピクセルサイズ:5.64 arcsec
極限等級:	14.61 mag
上限光度:	13.89 mag
位置測定誤差:	1.41"/ra, 0.47"/decl
検出星像数:	108

加藤さん [vsnet-j 823]:
>  このままでも使えるとは思いますが、流れている分は、適当な convolution filter
>  をかけて改善して(画像復元)しまうのも一つの方法かも知れませんね。

取り敢えず、今の PIXY 2 であれば、これくらいなら問題は発生しないように
なっています。ただ、もっと星が密集してくると、星が流れていない時に比べ
て検出能力は落ちてしまいます。

--
吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
http://vsnet.aerith.net/index-j.html

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