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[vsnet-j 462] gakkai yokou : RX J2315.5-3049



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% 題名
{Period gap 以下の矮新星 RX J2315.5-3029 の superoutburst}
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% 氏名(所属) (複数の場合は「、」で区切、講演者名の前に「○」)
{○石岡 涼子、加藤 太一、松本 桂、植村 誠、岩松 英俊(京大理)、
R. Stubbings(VSNET collaboration team)}
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\begin{document}
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% 本文開始
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RX J2315.5-3049は、ROSATのサーベイで新たに発見された激変星で、静穏時の
矮新星的なスペクトルを示していた(Schwope et al. 2000)。我々は
2000年 7月にこの天体の観測史上初のアウトバーストを検出し、この天体が確かに
矮新星であることを確認した。さらに10月にもアウトバーストが検出され、
アウトバースト周期が約140日であることが判明した。

本発表では我々が10月のアウトバーストの際に大宇陀観測所と、京都大学の2カ
所で行った測光観測の結果について報告する。

10月27日に観測された光度曲線は、振幅0.3等程度の
スーパーハンプと思われる2つのハンプを示しており、PDM法から0.078日の周期が
得られた。我々はこのアウトバーストが SU UMa型矮新星のスーパーアウト
バーストであると考えたが、いくつか特異な点が残っている。

まず、今回のアウトバーストは最大でも9日で終わっている(もう少し短いと
思われる)。SU UMa型のスーパーアウトバーストは通常10-15日続くと考えられて
いるので、9日以下というのは非常に短い。
2点目は、0.058日という変動の周期が報告されていることである
(T. Augteijin 2000)。 この周期が軌道周期だとすると、30\%ものsuperhump
excess が観測されたことになるが、これは考えにくい。
0.058日というのは intermediate polar のスピン周期で、我々が観測したのは
スーパーハンプ周期または軌道周期であるという可能性もある。
似たような軌道周期とスピン周期の比を示す天体に EX Hya がある。

この天体の素姓を明らかにするには測光あるいは分光観測により
軌道周期を確かめることが必要である。


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% 本文終了
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\end{document}

% EOF

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