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[vsnet-j 249] Re: CCD vs visual observations



Re: CCD vs visual observations

 ひとつ思ったのですが、変光星観測に新しく参加する人として、若い世代の方が
 暗黙に仮定されているような気がしますが(もちろん若い人も入らないと困ると
 思いますが)、たとえば大人になってから新たに始める趣味としての魅力はない
 ものなのでしょうか。あるいは、そういう人たちに呼び掛けるアプローチは過去
 になされてきているのでしょうか。

 というのも、自分で持っている、あるいは周囲の人の趣味で、大人になってから
 始めた、という趣味が結構多いような気がします。たとえばこのMLの参加者の
 中にも野鳥観察をしておられる方が何人かおられると思いますが、大人になって
 から始めた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。この種類の趣味として
 (誘われた、という方もあると思いますが)、日常の中で接していながら、それ
 まで気にとめてもいなかったのに、ある時突然(あるいは人に教えてもらって)
 その存在に気付き、それまでどうして気付かなかったのだろうか、という経験か
 ら始められた方も多いと聞きます。(今から考えると、大学生時代のGWの連休
 に朝まで変光星観測なんかしていないで(^^;、山に行っていたらどんなに違った
 世界を体験できていただろうかと思うとちょっと惜しいことしたかも、と思った
 りすることもありますが ^^;)。何の助けもなしに日常生活の中で突然変光星の
 存在に目覚める、なんてことはまずないと思いますが(^^;、もしかするとちょっ
 とした情報が前もってあれば、あるいは誰か知り合いにそういう人がいれば、こ
 のような出会いの機会が生じるかも知れません。

 もしかすると変光星のようなある程度長いスパンを必要とする天文分野は、案外
 大人になってから始める方が向いているかも知れない、という気もします。ディ
 ープスカイみたいな趣味も、どちらかといえば大人が多く参加していますね。
 よくみてみるとバーナムの Celestial Handbook にしても、ペルチャーの自伝に
 しても、これらの分野をよくカバーした一般向け名著は、案外そのような層を
 ターゲットに書かれていると思って読むとそれらしく思えるような気もしてきま
 した(周知のことなのかも知れませんが・・多分あの著のような息の長い文章は
 きっと大人向けでしょう)。若い世代への呼び掛けもなされていることと思いま
 すが、そういった多世代に向けた呼び掛けが複合的に行われることが、結構重要
 なポイントであるような気がしてきました。日本でそのようなアプローチを考え
 ると、どういうメディアがあり得るのでしょうね?

 大人になってから始める趣味として、音楽(例えばピアノ)を始める方も結構あ
 ると聞きますが、これなども相当の根気・時間・(費用)を必要とします。多分
 達成したい目標があるから続けられるのだと思いますが、そういう魅力を変光星
 観測に見出すことは不可能なものでしょうか。(「変光星観測の達成感」を未経
 験者が想像するのは至難に近いかなぁ?)

tkato

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