TT Ari NL(DQ?)AD 9.5-16.3v 北天で最も明るいNL型と思われる。ボン星図にも記載されている天体で、最初 はIsa型と分類されていた。スペクトル観測の結果激変星であることが分かり、 "Z Cam type at permanet standstill"と発表された。その後大減光しているとこ ろを発見され、「stanstill脱出」あるいはRCB型、ZAND型などの 説が流れた。その当時はanti-dwarf novaの概念がなく、その後平常光度に戻り、 再減光を見せた。現在ではMV Lyr、KR Aur等と同様伴星からの質量移 動の低下による減光と考えられている。Sonnenbergの調査にてそれ以前にも小減光 を見せていたことが明らかになった。