宇宙の突発現象
補足説明 「宇宙の突発現象」
宇宙は我々人類が想像もつかない程巨大で、永遠に思えるほど長い時間が
流れている…
そんな宇宙像が一般的かもしれませんが、一方で、数分・数時間という人間の
タイムスケールで、千倍、数百万倍に明るくなったり暗くなる天体も宇宙には
多く存在します。ガンマ線バーストも
その典型ですが、有名なものとして
「新星」
「超新星」、他にも
「矮新星」
「X線新星」
「恒星フレア」やその他の変光星等が挙げられます。
これらの天体は、いつ、どこで爆発現象がおこるかが予想できない
「突発現象」です。
突発現象の観測には国際的な共同観測が重要です。なぜなら、
例えば数時間で天体の光度や状態が変化してしまう場合、日本での観測だけでは、
日本が昼で観測できない時にも天体は変化し続けているので、充分な
データを得ることができないためです。国際共同観測を可能にするのは迅速な
情報交換です。我々は「国際変光星ネットワーク
(Variable Star Network: VSNET)」を管理・運営し変光星・突発現象に
関する情報を日夜電子メールやwebによって配布・公開しています。
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