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[vsolj-alert 201] Bright outburst of TX Tri



Bright outburst of TX Tri

 種類不明の矮新星TX Triが観測開始以来と思われる明るいアウトバーストを起こ
 しています。観測が望まれます。

  The dwarf nova TX Tri is reported to be undergoing a bright outburst.

  YYMMDD(UT)   mag  observer
  980920.000  <145  (T. Kinnunen)
  980921.058  <152  (G. Poyner)
  980921.869  <146  (T. Kinnunen)
  980922.850  <146  (T. Kinnunen)
  980924.910  <146  (T. Kinnunen)
  980925.860  <146  (T. Kinnunen)
  980929.850  <146  (T. Kinnunen)
  981001.100   140  (T. Kinnunen)
  981001.840   138  (T. Kinnunen)

  The dwarf nova was intensively monitored by M. Iida using CCD in 1995-
1996.  The object then showed low-amplitude outburst-like behavior,
ranging mag 16.2-18.3.  The present outburst, exceptionally bright one,
deserves attention.  Time-resolved phptometry, spectroscopic follow-up
observations are encouraged.

Regards,
Taichi Kato

 国内では 1995-1996年に飯田氏がCCDで観測を行い小さい振幅のアウトバー
 ストとみられる現象を捉えていますが、このように明るいアウトバーストが記
 録にありません。唯一の明るいアウトバーストの可能性のある記録は以下の通
 りです(この数字が正しければこの天体の記録更新です)。

  941108.424  <146  (S. Takahashi)
  941108.601  <146  (M. Moriyama)
  941111.499   133  (S. Takahashi)
  941120.387  <139  (S. Takahashi)
  941123.456  <146  (S. Takahashi)

日本変光星研究会:激変星資料集では以下の通りです。

TX Tri
  TW Triと同じく Kurochkinが発見した(=SVS2289)。M33より60'の
所にある。典型的な周期は70日としている。以下に増光リストを示す。
    JD          mpg
  2436072-078   15.0-15.1
    36632       14.9
    40118       14.0
    41948-951   15.0-15.4
    42359-364   15.0-15.2
    42685-693   14.0-15.0
    43040       15.2
    43395-398   15.0-15.6
    43463       14.7
    43760-765   13.6-14.1
  発見者は極小時に1等程の変動が見られると言っている。一方 Sonnebergの
Richterは紫外過剰の認められる変光星(17.1−18.2)として独立に発見した
(=S10830)。最初はクエーサーであると考えていたが、スペクトル観測
の結果激変星であることが判明した。上のJD2441948 に相当する極大を観測して
おり、次の色指数を得ている。
                 minimum      maximum
     U-B          -0.5         -1.0:
     B-V          +0.3
     V-R          +0.9
またスペクトル観測も行われ、UG型の減光途中に典型的な吸収線から輝線への
変化がとらえられている。興味ある点は、バルマー輝線の他に他のUG型ではあ
まり見られないHeI、HeIIの輝線が認められ、Richter はかなり進化した系
なのではないか(WZ Sgeのような)と言っている。過去の Sonnebergプレートの
調査では14等より明るい像は見られないとのことである。(実際には増光頻度は
かなり高いようなので、Sonneberg の極限等級があまり良くないのであろう。)
極大光度の変化も大きく、UGSUも否定できない(というよりUGSSあるい
はUGZという積極的なデータがない)。スペクトル観測の結果からは軌道周期
は比較的短そうである。

 チャートはVSNET/CHTとも用意されています。

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