山岡@九大理 です。 >115831.0 +435650 (2000.0) CfA_N4013 v=835km/s Bmag=12.43 >115831.6 +435647 (2000.0) RC3_NGC4013 PGC37691 .S..3./ BT=12.19 >115832.0 +435658 (2000.0) SN1989Z G N4013 10E 4N - - - M.Shaw > > 視線速度は 835km/s となっていますが、もし超新星が本当に出たとすると何等 > が期待できるのでしょう?>山岡さん 距離ですが、Turry CatalogではほぼM87と同じ(m-Mで0.02等だけ遠い)となっ てますね。だからIaで12等台前半程度、その他で2等プラスというとこでしょ うか。 この星は、redshiftがnegligibleなことから、確実にforeground variableで すね。 1989Zについてですが、IAUC 5162によると、1989年12月30.6日UTに撮影された Kバンド(2.2μ)の画像で見つかったもので、当時は銀河の核より0.03等明るかっ たということです。IAUC 5162は1991年1月11日発行なので、ちょうど一年くら い経ってますね。この時はもちろんスペクトル等の観測はないはずです。 NGC 4013は赤外ではかなり明るいみたいで、Turry catalogでの1.6μで8.48等 (readmeに書いてあることがよくわからないんですが)、RC3のmFIRで10.90等と か書いてあります。この銀河はIRAS11559+4413という名前もあるから、IRでの 明るさのdataも他にあるでしょう。 U Gem型やその他のcataclysmic variableだとして、 ・スペクトルはA型の恒星みたいに見えるものなんでしょうか? ・赤外で明るく見えるものなんでしょうか? というあたりを解説していただけませんでしょうか > 加藤さん 九州大学(六本松地区)理学部物理学教室 山岡 均 〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1 yamaoka@rc.kyushu-u.ac.jp