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[vsolj-alert 33] Fading of Sakurai's object



Fading of Sakurai's object

 桜井天体の減光

 1996年2月、桜井幸夫氏が「新星状天体」として発見し、特異な進化段階
 に位置するファイナル・ヘリウムフラッシュ天体と同定され大変話題になった
 「桜井天体」(変光星名称では V4334 Sgr)が、昨年秋に比べて2等級近く減
 光していることが報告されています(IAUC 6825)。類似のヘリウムフラッシュ
 天体(FG Sge, V605 Aql)でも爆発後の時期は異なるもののダスト形成による
 減光が観測されていて、そのスペクトル(炭素過剰、輝線の出現状況等)の特
 徴がかんむりR型のものに類似していることから、かんむりR型変光星の前段
 階の星の可能性として、現在熱い視線を浴びているものです。桜井天体につい
 ても昨年春の段階ですでにスペクトル中に炭素分子(C2)の吸収線が確認さ
 れ、減光の可能性をうかがわせるものでした。

 現在は明け方にようやく観測できる位置の天体ですが、あらゆる観測手段での
 追跡が望まれます。

 星図等の情報は

  http://vsnet.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Novae/nsgr96sakurai.html

 をご覧ください。

tkato

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