藤井さん > 719nm辺りは(何の吸収か私は知りません)他の多くの星も巾広い吸収線となって > 現れます。これが8月に比べ今回非常に浅くなっているのに驚きました。 平田先生と調べてみましたが、あまり顕著な原子・イオンの吸収線はなさそうな ので、おそらく地球大気の水蒸気の吸収線ではないかと思われます。変動は大気 水蒸気量の変化を反映しているのではないでしょうか? 他の星では8月と12 月で変わっていないか、ご確認をいただけますと幸いです。 > [Na]の8月のものは吸収線というよりその近辺が緩やかなギャップとなっています。 > 12月は強い輝線ではないですが 強度が変動していて面白いです。 これは興味深いですね。星からかなり遠く離れたところにあるNa I領域が、星本 体が視線方向で遮られたために見えてきたのでしょうか?(超いい加減な解釈) ちょっと文献を当たってみる必要がありそうです。 > vsolj-alertは突発現象の報告だと思うのですが、以後のこの様な報告を > この MLに書き込んでもよいのでしょうか??。 はい、突発現象のフォローアップに重要と考えられる観測報告は大変ありがたい です。特にスペクトル変動がきちんと得られたことは大変貴重なデータになると 思います。 加藤太一