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[vsnet-j 106] Re: periodic analysis
- Date: Mon, 28 Aug 2000 21:35:01 -0500
- To: vsnet-j@kusastro.kyoto-u.ac.jp
- From: Seiichi Yoshida <comet@aerith.net>
- Subject: [vsnet-j 106] Re: periodic analysis
- Sender: owner-vsnet-j@kusastro.kyoto-u.ac.jp
吉田誠一です。
石田さん、お忙しいなか、どうもありがとうございました。また、お返事が遅
くなりまして、申し訳ありません。
現状で、MISAO以外のデータが得られているMisVについてはすべて、以下のペー
ジに、光度グラフを載せました。特に、ASASのデータがあるものは非常に観測
数が多く、周期が明らかになっているものが多くあります。
http://vsnet.aerith.net/misao/data/curve-j.html
> 手法としてははPDM というものを利用している場合がけっこう多い
早速これをダウンロードしました。しかし、まずはこれを使わずに、試行錯誤
で周期を仮定し、横軸に位相をとって光度グラフを描くことで、簡単に周期を
求められないか、試してみました。その結果を、上記のページでは公開してい
ます。
ただ、この方法では、MisV0836, MisV0911の2つが、周期が良く分かりません
でした。
次にPDMを使って検証してみましたが、周期は、試行錯誤で求めたものと、ほ
ぼ10日以内で一致する結果となりました。
MisV0836については、試行錯誤ではなんとなく500日程度のように思えました
が、PDMでは、500日よりも、350日や175日の方がより確度が高いと出ました。
しかし、グラフを描いてみると、どうもそれらの周期では、正しいグラフの形
になっていないように思います。
MisV0911については、イギリスのJohn Greaves氏から71日周期の指摘を受けて
いますが、どうも合いません。PDMでも、71日、77日、130日、140日と、いろ
いろと出ますが、いずれが正しいのか、はっきりしません。特に、どの周期を
仮定しても、ASASの光度曲線と、MISAOの変光とが、あまり一致しないのです。
> 大量に観測した場合については、別の手法の方が自動的に調べやす
まだ今のところは、そう大した量ではないので、PDMで充分のようです。ただ、
1つだけ、データが多くてオーバーフローで、PDMが落ちてしまったことがあ
りましたが。
> ちょっと必要があって、この手の周期解析の方法についての短い
> ノート(ただし英語)を作らなくてはいけないのですが、忙しくて
> まだ書いていません。英語版を作る前に、あるいは作りながら、日
> 本語版を作ることは可能かと思いますので、今年度中程度でよろし
> ければ、そのノートのコピーをお送りすることは可能になるだろう
> と思います。
これは素晴らしいと思います。できましたら、是非お見せ頂ければ嬉しいです。
今はともかく、今後は、
・MISAOでも、データが溜って来る。
・TASS等の公開データベースを自動検索して、周期変光しているものをリスト
アップするような活動もありうる。
・美星のデータを処理する過程で、周期変光を検知する機能が必要になるかも
いしれない。
といった可能性があるかと思いますので、勉強させて頂ければありがたいと思
います。
--
吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
http://vsnet.aerith.net/index-j.html