[Message Prev][Message Next][Thread Prev][Thread Next][Message Index][Thread Index]

[vsnet-j 48] Re: RE:VSOLJ総会



吉田誠一です。

渡辺さん [vsnet-j 44]:
> デバイスが異なるからと言って、眼視観測者が興味がないというわけでは
> ありません。すばらしいシステムであると思います。
> 今回は遠方ですので、ご無理は言えませんが、来年は東京で行う
> と思いますので、ぜひ、ご発表いただければ幸いです。

どうもありがとうございます。

やはり今回は、遠いのと、まだまだシステムが完成しないので、見送ることに
しました。しかし、いつか、変光星関係の会合で、PIXYについて話をしたいと
思います。

加藤さん [vsnet-j 46]:
>  「天文学会の趣旨」としてどのような点が合わないと感じられましたか?

以下の講演分野:

 J.位置天文学、K.天体力学、L.太陽系、M.太陽、N.恒星、P.星形成、Q.星間現象、R.銀河
 S.活動銀河核、T.銀河団、U.宇宙論、V.地上観測機器、W.飛翔体観測機器、X.情報処理
 Y.天文教育・その他

や、以下のキーワード:

 突発天体・突発現象:「太陽」、「太陽系」、「新星」、「激変星」、「超新星」、「X線トランジェント」、
           「活動銀河核」、「マイクロレンズ」、「GRB」、「観測機器」、「観測体制」
 太陽    :「太陽内部」、「光球・彩層」、「活動領域」、「プロミネンス」、「フレア」、「コロナ」、
        「CME・太陽風」
 恒星    :「超新星」、「コンパクト星」、「巨星」
 地上観測機器:「電波」、「赤外」、「可視」、「重力波」、「高エネルギーγ線」、「宇宙線」

を見て、何となくですが、

・○○星の周期解析結果
・○○星のX線観測結果
・○○星のスペクトル観測結果

のような題目ばかりが頭に浮かびました。

MISAOは体制であり、PIXYは手段なのですが、学会の講演としては、いろいろ
な天体についての、いわば結果が報告されそうな感じです。その辺りで、ちょっ
と違和感を感じました。

あとは、MISAOやPIXYに興味を持っていただける知り合いが増えそうとか、要
望が得られそうとか、新しい視点からの意見を頂けそうとか、そういった予感
がしなかったです。学会にいって話をするより、早いとこPIXY 2を完成させる
なり、PIXYについて論文をまとめるなりをする方が大切のような気がしました。

そんなところでしょうか。

--
吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
http://vsnet.aerith.net/index-j.html