山岡@九大理 です。 #長谷田さんのは、その後情報ないですか? あれだけでは何とも……。 > この考え方が比較的一般的なようですね。中性子星を作る場合にはもっと >飛ばなくてはいけないので、連星系がより破壊されやすいため、傾向的には >ブラックホール連星の方がむしろできやすい、ということでしょうか。 要は、系全体の質量が元の系の半分以下になると、系が壊れてしまうのですが、 ブラックホール形成時はどうなるかわからないですね。 > これは想定しているモデルにもよるので確実なことは言えないようですが > (超新星爆発でどうやってあんなに飛ぶのか、という部分も実はまだあまりよく > わかっていない)、そういう経路もあるみたいですね。failed supernova って > こういう現象を指すのですよね?>山岡さん 質量が同じでも、超新星(極超新星?)とfailed SNになるものとがあるんじゃな いか、と考えられつつあります。failed SNにごく近い、たいへん暗いSN、な んてのもある。 >#また別のモデルで、もっと大質量だと逆にブラックホールができない経路もある >#そうなのですが、たくさんの BH 連星が存在していることから、「ものすごく >#重い星でなければ BH ができない」ことは少なくともなさそうです。 それはもっとずっと大質量(300Msolとか)の話。 > 一方中性子星連星は、中性子星の質量が1.4太陽質量付近に集まっていることから、 > もとは白色矮星連星で質量降着で中性子星になった、という考えがそれなりに > もっともらしいようです。 どうかな。NSはすべて1.4Msolだ、とか。 #白色矮星連星にどこから降らすの? 九州大学(六本松地区)理学部物理学教室 山岡 均 〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1 yamaoka@rc.kyushu-u.ac.jp
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