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[vsnet-j 2741] Re: vsolj-news 103:ASAS-3 survey



Re: [vsnet-j 2739] Re:vsolj-news 103:ASAS-3 survey

> ASAS-3自動サーベイ望遠鏡はすごいですね。
> 今朝2時過ぎまで、いて座付近のRCBを観測していたのですが、
> すべてASAS-3の範囲内です。観測頻度も勝てません。

 いろいろ眺めていて、特に南天の RCB stars はそんな気がしました。極大期の
 脈動がしっかり受かっているものもかなりありました。

 SR とか、IRAS天体の変光確認などにはものすごく強力そうです。

> ここ1年、測光もしていないので、観測結果を発表していませんが、
> ASAS-3がある限り、観測方針を変更しなければいけませんね。
> GAIAが上がるまでは有効な観測と思っていたのですが、
> 非常にショックです。

 しかし、ASAS-3 で観測を残しても ASAS グループで論文にするのは不可能で
 しょうから、そこで ASAS data と合わせて解析して発表する、というのが
 (スパンも稼げますし)よいのではないかと思います。しかし、誰でも同じ研究
 が原理的に可能になるのは、ある意味で大変ですね。

 いずれは必ず実現するとは思っていましたが...  等級的にもリアルタイム性
 でもヒッパルコスのインパクトの比ではありませんね。

 ふと考えたのですが、変光星分野でこういうインパクトがこれまで何度かあって、
 それで観測する気がなくなった人も、新しい応用をみつけた人もいろいろあった
 のが歴史の現実ではないかと思います。

 1989ぐらい?  IRASカタログの発表 -> ミラ型星は全部見つかる!! の衝撃
 1990ごろ     GSC のリリース -> いつも見ている星より暗いのがいとも簡単に
        パソコン画面に表示される!

  2003         ASAS-3の本格運用 -> GSCなみの極限等級で変光星がリアルタイム
        で報告される!

 1990年代は CCDの普及と、海外情報が即時で入る変化の時代だったでしょうか。

tkato


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