山岡@九大理 です。 >極超新星の読み方って、「ごくちょうしんせい」でいいのでしょうか? 「きょくちょうしんせい」です。 #内輪で決めました(^^;)。 >また、エネルギーは、どのくらい? ええと、どのエネルギーでしょうか? 爆発的に膨張しているガスの運動(力学 的)エネルギーでしたら、数〜十数 × 10^51 ergくらいです。通常の超新星で は、この運動エネルギーが1×10^51 erg程度で、それよりも格段に大きいのが 「極超新星」の定義です。 >クエーサーなどと比べて、どちらがエネルギーが大きいのでしょう? >#銀河核と同じ位の明るさになるやつもあるから、可視光に限れば、とんと >んなのかなとか思いますが、自信無しです。 とすると光度かな。極超新星の光度は、通常の重力崩壊型超新星くらいのもの から、核爆発型(Ia型)超新星を越えるほどにまで広く分布します。絶対等級で 言うと-17〜-20くらい。-21と言う人もいる。 クエーサーだと、そうだな一声、絶対等級で-23等とか。もっと明るいものも あります。 >宇宙で一番大きなエネルギーの大きな現象って何でしょう? ビッグバンでしょう……と言おうとしたら、 > ビッグバンのエネルギーってどれぐらいなんでしょう? 10^xx erg とか書 >けるのかな? 書けるわけないじゃん(体積が不明だから)。こういう時は、単位体積あたりの エネルギーを言うか、もしくは温度で表わしますよね。で、プランク時間のこ ろの温度が……調べてください、誰か(^^;)。 九州大学(六本松地区)理学部物理学教室 山岡 均 〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1 yamaoka@rc.kyushu-u.ac.jp