吉田誠一です。 清田さん [vsnet-j 1202]: > この部分の、処理がよくわからないのですが、 (略) > という訳で、「よくわからないのですが」。 前者です。ただ、 > Tychoカタログの星のカタログに載っているV等級を標準星の光度として使ったが、その際、Tychoカタログの値をそのまま使うのでは > なく、カタログに載っているB-Vの値とHendenの論文の係数を使って、KAF-Eのナチュラルシステムに近い値に補正した光度を測定の > ときの基準に使った。 「Tychoカタログの星のカタログに載っているV等級を標準星の光度として使っ たが」という部分は意味が良く分からないのですが、BT, VTは使わずに、Vと B-Vの値からHendenの式で換算した値を比較星光度として使っています。 > #Rc等級に近くなる?これは、変換する意味が無いかも?いや、あるかな?? 意味はあります。というか、システムの特性がB-Vの1次式で近似できること を前提とした場合、この方法こそが正しい方法であると思います。結果的にRc に近くなるかどうかは、この際は(言葉は悪いですが)どうでも良いことでは ないかと思います。 > Tychoカタログの星を標準星に使って測定した後、測定光度をHendenの論文のKAF-EのB-Vの係数を使って標準光度に変換した。 > > #これは、個々の測定星のB-Vの情報が無いので無理ですね? 1システムの観測データから標準光度に変換することはできません。たとえ B-Vが分かってもできません。…と、以前このMLで教わったときには、いうこ とだったと理解しています。 -- 吉田 誠一 / Seiichi Yoshida comet@aerith.net http://vsnet.aerith.net/index-j.html