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[vsnet-j 1205] Re: Kyoto's images (20010226)



吉田誠一です。

清田さん [vsnet-j 1202]:
> この部分の、処理がよくわからないのですが、
(略)
> という訳で、「よくわからないのですが」。

前者です。ただ、

> Tychoカタログの星のカタログに載っているV等級を標準星の光度として使ったが、その際、Tychoカタログの値をそのまま使うのでは
> なく、カタログに載っているB-Vの値とHendenの論文の係数を使って、KAF-Eのナチュラルシステムに近い値に補正した光度を測定の
> ときの基準に使った。

「Tychoカタログの星のカタログに載っているV等級を標準星の光度として使っ
たが」という部分は意味が良く分からないのですが、BT, VTは使わずに、Vと
B-Vの値からHendenの式で換算した値を比較星光度として使っています。

> #Rc等級に近くなる?これは、変換する意味が無いかも?いや、あるかな??

意味はあります。というか、システムの特性がB-Vの1次式で近似できること
を前提とした場合、この方法こそが正しい方法であると思います。結果的にRc
に近くなるかどうかは、この際は(言葉は悪いですが)どうでも良いことでは
ないかと思います。

> Tychoカタログの星を標準星に使って測定した後、測定光度をHendenの論文のKAF-EのB-Vの係数を使って標準光度に変換した。
> 
> #これは、個々の測定星のB-Vの情報が無いので無理ですね?

1システムの観測データから標準光度に変換することはできません。たとえ
B-Vが分かってもできません。…と、以前このMLで教わったときには、いうこ
とだったと理解しています。

--
吉田 誠一 / Seiichi Yoshida
comet@aerith.net
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