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[vsnet-j 1059] Re: WR104 = HadV82
- Date: Tue, 24 Apr 2001 10:02:17 +0900 (JST)
- To: vsnet-j
- From: Taichi Kato <tkato>
- Subject: [vsnet-j 1059] Re: WR104 = HadV82
- Sender: owner-vsnet-j@kusastro.kyoto-u.ac.jp
Re: [vsnet-j 1057] Re: WR104 = HadV82
> HSTのimage見てみましたが、分解能がやっぱり足りない(Planetary Cameraで
> 0.05秒角くらい)ですね。Keckでの観測は、10m望遠鏡を干渉計として使ってい
> るので、これだけの細かい構造が見えたのでしょう。
ですね。スケール見て、これは観測できそうもないと思いました (^^;
> しかしHSTの画像を見てみると、この天体のまわりには、0".3ほど南西と、
> 0".4ほど東、さらに1".2ほど東北東に、本体(?)よりやや暗く見える天体が写っ
> ています。どれが変光しているのか?? が問題だと思います。
でも 1/10 にしようと思ったら本体を変光させる以外不可能なのでは?
> Keckの観測は、1998年4月、6月、9月だったので、9月にはけっこう明るくなっ
> ていた可能性もあるように思うのですが、Keckの取ったアニメ見ると、9月の
> 観測のものがやや明るくは見えます。しかし、倍以上明るかったらさすがに気
> 付くでしょうから、
構造を出すために、干渉像から非線形な再構成を行っている可能性はあるかも
知れませんね。相対的な明るさの順序は正しいけど、値の比はあまり信用でき
ないかも?(これはあくまで可能性であって、実際の処理手順に当たってみた
わけではないのでいい加減です)。
そうそう、Keckの観測は赤外なので、可視光よりも振幅が小さくなっている可
能性もあるかも知れません。(メカニズムはわかりませんが、ダストによる吸
収だったりするとそうなるかな)
#可視光干渉なんかができればよいテーマになるかも?
> もしかして近くにある星がMiraだとか……。
可視光のスペクトルはいくつか発表されているので、本体を圧倒して輝くミラ
型がある可能性は低いと思います。
ところで、0.01" は分解できないけど、astrometry ならばその精度は不可能で
はありませんね。明るい時期と暗い時期を精密に astrometry してやれば(220d
と言われている周期に渡ってできれば一層よい)、思ったより位置の変化が検出
できるかも知れませんね。1 pixel < 1" よりもスケールの大きな画像が十分な
数あればできるかも。
#そのうちそういう画像が山岡さんところにどさっと届き始めたりして (^^;
tkato
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