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[vsnet-j 464] ASJ submission



山岡@九大理 です。

2001年春の日本天文学会年会で発表する内容の予稿です。

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% 発表形式 (半角英字で指定)
%	a…口頭講演、b…ポスター講演(口頭有)、c…ポスター講演(口頭無)
{b}
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% 分野 (半角英字で指定)
%	a…大規模シミュレーション	b…銀河形成
%	j…位置天文学	p…星形成	u…宇宙論
%	k…天体力学	q…星間現象	v…地上観測機器
%	l…太陽系	r…銀河		w…飛翔体観測機器
%	m…太陽		s…活動銀河核	x…情報処理
%	n…恒星		t…銀河団	y…天文教育・その他
{n}
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% キーワード (複数ある場合は「、」で区切)
%   推奨キーワード:
%   ・太陽:        太陽内部、光球・彩層、活動領域、プロミネンス、
%                   フレア、コロナ、CME・太陽風
%   ・恒星:        超新星、コンパクト星、巨星
%   ・地上観測機器:電波、赤外、可視、重力波、高エネルギーγ線、宇宙線
{ガンマ線バースト、突発現象}
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% 題名
{IPN triangulationを受けてのガンマ線バースト残光の捜索}
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% 氏名(所属) (複数の場合は「、」で区切、講演者名の前に「○」)
{○山岡均(九大理)、植村誠、加藤太一、石岡涼子、岩松英俊、
松本桂(京大理)、石井克典、神川強、古賀雅子(九大理)}
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\begin{document}
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% 本文開始
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ガンマ線バーストは、1997年に光学対応天体が検出されて以来、出現直
後の残光の検出とフォローアップ観測が精力的に行なわれてきている。
コンプトン衛星が軌道を外され、HETE-II衛星の通常運用が待たれる現在、
ガンマ線バーストの位置情報の流通は、発生から1日程度以上後になる例
が多い。したがって、指数関数的に減光する残光の観測は、ほとんど
がメートルクラス以上の望遠鏡で行なわれてきているが、我々はvsnet-grb 
共同観測の一環として、GRB 000926の光学対応天体を40cm望遠鏡で
検出し、小口径望遠鏡でも残光観測に充分寄与できることを示した(2000年
秋季年会PDL01c)。今回は、我々が行なったその後の残光観測について報告
する。

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前年会以来、予稿執筆時点までに我々が観測を行なったガンマ線バースト
は、GRB 001025、GRB 001025B、GRB 001212の3例である。いずれもIPN 
triangulationによる数十平方分角のエラーボックスを、大宇陀60cmと
京大25cmを用いて撮像観測した。一次処理後の限界等級は、前者では約
19等、後者では約17等である。DSS2などの過去画像との目視による比較
で、いずれの例においても光学対応天体は検出されなかった(GCN 866, 
902)。これらのバーストについては、他の大望遠鏡や電波の観測でも対
応天体は検出されておらず、我々の結果と矛盾しない。目視比較は、銀
河面から遠い例では比較的容易だが、銀河面に近い領域に出現したバー
ストでは非常に時間がかかる。また過去画像との観測波長域の違いから
明るさが大きく変動して見える場合もある。2MASSサーベイによる赤色星
のクロスチェックなどが有効であることが判明した。

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講演では、これらの画像に対してsharpeningを行なって限界等級を深める
試みやHETE-II情報の利用方法についても議論する。さらに、予稿提出
後に発生し我々が観測を行なったガンマ線バーストがあれば、それらに
ついても報告する。

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% 本文終了
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\end{document}

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