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V426 Oph
V426 Oph UG 11.6-13.4B
何度か紹介している。常に周期的な増光が認められ、やはりUGに分類してもよ
いと思われる。星系としてはDQ Her型に分類されるので自転周期に応じて眼
視的にも分かるほどの変光を示すことがある。最近の観測は以下の通り。
1926年 Beljavskiによって発見され、Hoffmeister はRW Aur型に分類した。Herbig
が1960年スペクトルを撮ってみるとpostnovaに似ているということで、NL型に分
類されるようになった。Meinunger のプレート調査の結果"novalike"に特有の変光
を示すこと(特にUGに似ていた)が判明した。増光の大きさは1−3等であった。
(GCVS1968でNlに分類されている数少ないNL型です)
ApJ301,L29によれば、EXOSATの観測で、6時間としての激変星
の軌道周期の他に1時間の周期変動が見つかり、DQ Her型であることが判明した。
主なDQ Her型の周期の比較:
Porb(hr) X-ray P(min)
V426 Oph 6.0 60
TV Col 5.5 32
FO Aqr 4.0 21
AO Psc 3.6 13
V1223 Sgr 3.5 12
EX Hya 1.6 67