V630 Cyg

Ｖ６３０　Ｃｙｇ      UG             13.4-17.2p
　某文献によれば短周期で増光を繰り返しており、これによってＧＣＶＳはＵＧＳＵ
としている（ＧＣＶＳの典型的パターンである）。確かsupermaximumのようなもの
はなかったように思う。ＡＡＶＳＯ星図でころころ位置が変わった（おそらくもと
の位置の精度が低いためであろう）ので有名。今では15等星の少し北にあり、みん
な観測しにくいと言っている。観測者１：「V630 Cygきとるんじゃない？」　観測
者２：「15等が見えとるんでは？」　観測者１：「そうかなあ」　その後二人のデ
ータは入れ替わったとのことです。しかしカタログにあるような明るい極大は見ら
れません。光度体系がずれているのでしょうか。

V630 Cyg
　２４３７８９９　　１５．０　ｓｈｏｒｔ
　　　３７９２７　　１３．８　ｌｏｎｇ(15d)　たぶんsupermaximum
　　　３７９６８　　１４．５　ｓｈｏｒｔ
　　　３８０２６　　１４．７
　　　３８２６０　　１４．６　ｓｈｏｒｔ
　　　３８２９１　　１４．１　ｓｈｏｒｔ
　　　３８３４０　　１４．８
　　　３８５８３　　１４．５
やはりＵＧＳＵのようです。あきらめずに観測しましょう。

920615
　V630 Cyg: これもSU UMa型候補星。バルマー線が輝線で見え、静穏時の矮新星に
矛盾しない。