AK Cnc

ＡＫ　Ｃｎｃ          UG        13-(17p
  １９３３年Ｍｏｒｇｅｎｒｏｔｈにより発見された。発見報告によれば１４−
＜１５．５ｐ、２４２５３２３と２４２６７６３の間の４８枚のプレート中４回の
極大があり、短周期ではないかと書いている。その後の観測によりＵＧ型と判明し
た。最近になってスペクトル観測がなされたところ、ＵＧに特徴的な輝線がみられ
ず、弱い吸収線がみられる。詳しい情報は不明だが、極大時に当たっていたのでは
ないだろうか。１９８７年の増光時の減光過程はＵＧＳＳ型の様であった。捕まっ
ている極大も少なく、更に観測が望まれる。最近の観測は以下のとおり。

「変光星」1990.12
AK Cnc: Williams(1983)は同定星図を出し（激変星星図セット１集収録）、スペク
トルがG型であることを報告しているが、この同定は誤りであった。Vogt and Bateson
の同定は正しい。1989.4.13 V=18.9 B-V=+0.15で2.2時間で1等の減光を示した。