QZ Aur =Nova Aur 1964 NA 6.0p-18.0p 1964年11月4日に撮影された対物プリズムの写真から Sanduleakによって極大を 相当過ぎて発見された新星。Sonneberg のプレート調査の結果増光は同年2月初め に起こったことが明らかとなった。観測された最大光度は 6.0で、推定極大光度は 5.0である。割合最近の出来事で、まだまだ冬の銀河は穴場であることをうかがわ せる。時期も位置もよかったので写真のある方は調査してみると発見前のデータが 得られるかもしれない。新星としては比較的変光範囲の小さい方なので極小観測も できる可能性がある。